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全国各地で30度を超える猛暑が続き、クーラーが手放せない季節は電気代が怖い!という方も多いでしょう。電気代は年々値上げ傾向にあり、少しでも電気代を減らしたいですよね。しかし、猛暑の中でクーラーを我慢して熱中症など体調を崩してしまっては本末転倒です。今回は、猛暑でも我慢せず、電気代を節約する裏技についてご紹介します。
夏の電気代で大きな割合を占めるエアコン。頻繁な電源のオンオフよりも「付けっぱなしの方が電気代が安い」と聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。ただし、エアコンをつけっぱなしにするときは設定に注意が必要です。設定を間違えると電気代が高くなることもあります。
エアコンをつけっぱなしにするときは「自動運転」にしましょう。微風や弱風の設定では、逆に室温が温度設定に到達できず、無駄な電力を消費してしまいます。また、こまめなフィルターの掃除も電気代を節約する裏技です。フィルターに埃が溜まると冷暖房効果が弱まり、無駄な電力を消費する原因になります。エアコンを稼働させる時期は、こまめにフィルターを掃除しましょう。
年間を通して多くの電気を消費していると言われる冷蔵庫。照明器具、テレビよりも電力を消費します。温度調整や扉の開閉回数を減らすなど、日々の努力で電気代の節約につながるのです。例えば、温度設定を室温に合わせて「強」→「弱」に設定すれば、消費電力が節約できます。また、冷蔵庫は壁から少し離して設置しましょう。壁から近い位置に設置すると、放熱の効率が落ち、余計な消費電力がかかってしまいます。
待機電力とは、電気製品がオフの状態や使用していないときにも消費される電力です。電子レンジや炊飯器などタイマーや時計機能を維持するものもあります。待機電力は1Wの家電製品を1年間コンセントに差したままにした場合、年間230円ほどです。小さな金額に見えますが、待機電力消費する家電製品が多ければ、電気代はさらに高くなります。
待機電力を消費する主な家電製品は下記の通りです。
・テレビ
・DVDプレイヤー
・パソコン
・電子レンジ
・炊飯器
・ガス給湯器
・電話機
テレビやDVDプレイヤー、電子レンジ、炊飯器、パソコンなどは、使わないときはコンセントから抜くだけでも待機電力を抑えられます。ガス給湯器ははめ込み式が多く、コンセントから抜けないため主電源を落とすようにしましょう。電話機は省エネモードを利用すると節約につながります。
今回は、猛暑でも我慢せず、電気代を節約する裏技についてご紹介しました。夏はエアコンなどで電気代が高くなり、家計が不安な方も多いでしょう。最新の省エネ性能の高い家電製品に買い換える選択肢もありますが、自宅を省エネ化するのも方法の一つです。住宅の省エネ化に向けて利用できるローンなどもありますので、気になる方は、ぜひ不動産会社にご相談ください。